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2007年12月 4日 (火)

07年最終戦参戦記 泣いている暇はないCWCへ

Conv0001 何から書いていいのやら。何を書いていいのやら。

日曜日は情報を遮断して現実逃避。

今朝はもう大丈夫かと思っていたのに、意外に大きな穴が心に空いていることに驚く。出社して、腫れ物を触るように接してくれた会社の仲間。

しかし、あまりの気の使いように逆にこちらから話を始めたら、怒濤の質問攻めにあってしまい少し凹む。

むやみにmixiに投稿して気を紛らわす。同じ経験をした仲間と話をするのが一番。

だが、逃げていてもしょうがない。

ようやく、ブログを書く気になった。

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その瞬間、立ちつくすしかなかった。
周りの仲間も皆、立ちつくすのみ。
言葉が出ない。

目の前で起きていることが信じられなかった。
だが、試合の展開を見ていれば、
悪夢が現実のものになりかけていることは分かっていた。
しかし、それでも、盲目的にサポするしかなかった。

わずかな光明であろうと、それを逃したくない気持ち。
たとえ、90分であろうと1点取れれば、ロスタイムでもう1点取ることだってある。

逆の立場とはいえ、新潟でそういった目に遭ったじゃないか。

あのときと逆のことが起こらないとは言えない。

そう信じて、声を出す、跳ねる、手を挙げる。

だが、念じていたことは起きずに、今年のリーグ戦は終わった。

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知り合いに、選手と近しい存在の人がいる。
その人から、時々、彼らの話が漏れ聞こえてくる。

天皇杯の惨敗の後、メールが来た。

曰く、彼らは疲れている。見た目はそうでもないように見えるがかなり疲れている。でも最終戦は絶対勝つと言っている。

このメールを読んだとき、
「疲れている?そりゃそうだろう。でも残りは1試合。
がむしゃらに頑張ってくれるハズ」と、深く考えずに思った。

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予想外に温かい冬の昼間の決戦。バックスタンドの大半をレッズサポが埋め、ダンマクもホーム自由席の間際まで張られている。試合開始直前に始まったハートの12のビジュアルサポがここがホームスタジアムであるかのように繰り広げられる。

だが、試合が始まって、まもなく冷や水を浴びせかけられた。

天皇杯と何も変わっていない。いないどころか悪くなっている。
相手がガチガチの守備をしているわけではないのに、攻めあぐねてパス回しをするのみ。そして遅攻。ボールをゴール前に上げても、相手を崩していないから、チャンスのにおいはほとんどしない。

それより何より、前線からのプレスが全くない。横浜FCの選手に好きなように早いパスを回され仕掛けられる。特にネネのいる左サイドは何度もぶち抜かれ危険なシーンが展開される。

ボールを奪っても、前線ではなく自陣深くからのため、攻めに時間がかかる。疲れのせいなのか。

失点の時、簡単に三浦に振り切られた阿部。前の試合でも、同じように振り切られたシーンがあったけれど、右サイドでの守備に慣れたいないのかと単純に思っていた。そうではない、疲れてるんだ。ぼろぼろなんだ。

後半、ネネを下げ、達也を入れ4バックにした最初の10分は、サイド攻撃を繰り返し、点のにおいがしてくる。しかし、惜しいシーンが何度かあったものの、点が取れない。あそこで点が入っていれば..。だが点は入らなかった。

そうして、再び防戦一方の闘いに。頼みの綱のシトンは相手のディフエンスに囲まれて機能不全。動かず立ってパスを待ち受けるだけで、動きのないプレー。囲まれれば、為すすべもない。懐の深いシトンの姿はそこにはなかった。都築の神懸かり的なファインセーブがあっても点が取れなければ勝てない。

そして、試合終了の長い笛が吹かれる。立ちつくす私と仲間たち。

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1年という長いリーグ戦。平日アウェイの大分、広島、神戸戦、チケットの取れなかった駒場の大分戦、そして休日なのに仕事で行けなかったアウェイ千葉戦以外は参戦した、今年のリーグ戦。

いろいろと思い出がある。朝3時半に起きて行った東海ツアー、猛吹雪に襲われた新潟戦。お盆の最終日に行ったガンバ戦。去年の借りを返した豊田スタジアム。統制の取れない紙吹雪を嘲笑した鹿島アウェイ。屈辱の雨の大宮アウェイ@埼スタ戦。柄にもなく行った当日抽選。どれもこれも、辛くもあり、楽しくもあり、色々な感情を喚起してくれた。それだけでも幸せだった。

すばらしい体験をくれたレッズ。
しかも、ACLの優勝を持ってきてくれたレッズ。
決勝第二戦の歓喜。目の前でみた喜ぶ選手たちと歓喜するサポ。
そのときに思い出したマリッチのこと。

いつも感動させられたビジュアルサポ。

埼スタのコンコースのブロガーズシート。同じくレッズをサポする仲間との他愛のないサッカー談義は楽しかった。イランのセパハン戦の準備をする女子サポ組が、そこに集まったこともある。彼女らの力強さにはびっくりさせられた。

埼スタへチャリで通った日々。風の強い日、雨の日、暑い日、そしてチャリがパンクした日。自転車を押して埼スタに行ったっけ。試合後に何度か開かれた飲み会で出会った多くの仲間たち。

最後の最後、5試合でPKの1点しか取れず、自沈していったレッズに対する不安と憤り。だが、そんなことがあっても、レッズはレッズ。悔しいけれど好きになってしまったものはしょうがない。

鞠サポの知り合いに、ACL優勝して、Jリーグ2位で悔しがるとは贅沢な、と言われた。そりゃそうだ。昔を思い起こせば、贅沢の極み。だが、我らの目指すはGO TO ASIAから世界へだ。足下のリーグ戦も取れずに世界に撃って出られるのかという思いがつのる。そして、今の鞠サポのように昔の強さを懐かしがるようにはなりたくないという思い。1年でも長く強く雄々しくいて欲しいレッズ。

天皇杯4回戦で惨敗した後「俺たちゃ、焼け跡派」と、弱い頃のレッズを肴に敗戦の痛みをごまかした夜。それは、強さに対する執着心の裏返しだと思っている。

CWCで無惨な戦いは見せて欲しくない。リーグ戦は終わったが、残る試合は世界への挑戦。セパハンごときに破れてアジア内の闘いで今年を終わって欲しくない。

後、1週間。元気なレッズになって戻ってきてくれ。もうあんな姿は見たくないんだ。

Conv0002 (リーグ最終戦 横浜FC 1-0愛媛 アウェイ横国 南ゴール裏S-24ゲート2階そば、吉田寿光、46,697人、晴、午後2時30分、12月1日、土曜、2位、-2差)

Conv0003

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