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2008年4月 3日 (木)

“パルちゃんの呪い”跳ね返して95年以来の逆転劇

1r ☆春もうらら まったり気分が落とし穴
春を迎え、花見も兼ねて参戦。午前8時半、家をクルマで出発、途中お仲間2人を乗せて一路、花も盛りの駿河へ。

R_2

清水に12時に着いて、もう一隊と合流し、パルちゃんの居城「ドリームプラザ」で花見の食料を買い込む。店内の飲食店には大きなレッズのエンブレム旗が飾ってあって、和んだ気持ちにさせてくれる。いかん!、罠だ罠。気を引き締めて食料を買う。

R_3 ドリームプラザからはタクシーで日本平へ。人の良い運転手にまた和みつつ、日本平に1時頃到着。シートを敷いて花を愛でつつお食事。気持ちがさらに緩んでいくのが分かる。いかん!いかん!と思いつつ、体は次第にまったりと。仕事をなげうって、平日の昼日中、温暖の地で満開の桜を愛でている“規格外会社員”約5名。これでいいのか!

しかも、スタジアムのスタッフはすれ違うと「こんにちわ」「いらっしゃいませ」と愛想が良い(ただし、待機列は昨年に引き続き、テニスコートに白いシートを敷いた目に悪い「反射光地獄」でしたが)。待機列に着けば「列整理は開門30分前に行います」と一組一組に声をかける。鹿スタの手ひどい仕打ちの方が気合いが入るのに....。

リハビリ途上のレッズにとって今日は大事な試合。ぼろぼろの新潟には勝ったものの、ここで勝ち点をとれないと独走鹿島はもちろん、お付き合いしてくれた川崎やガンバとも差が開いていく。負けられない戦いなのだ。

しかも、今日の相手は新潟より歯ごたえのある清水。そして次はもう少し噛みごたえのあるジュビロ。そしてその次は噛むと歯茎から血がでそうな鹿。それだけに、清水相手に躓くわけにはいかない。気を緩めている場合ではない。

☆都築!阿部! パルちゃんに心を奪われちゃいかん!
ああ、それなのに。

R_5 試合開始1時間前ころ、エスパルスの必殺兵器パルちゃんが登場すると、スタジアムはさらにほんわかムードに。清水サポに愛想を振りまき、ついにはバックスタンドのレッズゾーンにまで入り込み色気を振りまく。

いたいけな女子高生のチアガールにでさえブーイングを容赦なく浴びせ、味方の選手でさえ泣かせてしまうレッズサポなのに、そして京都サンガの“炎上鳥”を旗竿でつつくレッズサポなのに、パルちゃんには誰もブーイングをしない。それどころか記念撮影、握手、ハグのし放題。こともあろうに、餌を与えようとするサポまで登場するに至るとは言語同断。

そのとき、メインスタンドではもっと衝撃的な事が起きていた。阿部ちゃんがメインスタンドの下の控えスペースに登場。紙コップを口に咥えたまま、いすに座りながら器用にストレッチを始める。が、その目はパルちゃんに向けられている。だめだ!なごんじゃ。

R_4 しばらくして、恒例のパルちゃん芸が始まる。するとこんどは控えスペースに出てきた都築がストレッチをするふりをしてじっとパルちゃんを見つめる。ついにはストレッチをやめて頬杖をつきながらパル芸を楽しんでいるではないか。

しかもサポが陣取るゴール裏2階最前列からも、パル芸に拍手が。「やめろ!」という声が起きるものの拍手はやまない。こうしてレッズはパルの毒に染まってしまったのだ。それがもたらした結果は恐ろしいものだった。

☆闘莉王あがりすぎて サイド炎上のこと
それでも、レッズサポは頑張った。試合開始前、無音でただジャンプをせよとの指令が出され、2階のサポは声を出さず、ただ跳ねた。この異様な行動はエスパルスのサポの心胆を寒からしめたに違いない。しばらくして、こんどは跳ねながら声を突如出し、チャントへうつる。これだ!これ! この緊張感と高揚感が欲しかったのだ。

だが、始まった試合はぼろぼろだった。啓太の替わりに入った萌以外、先発メンバーもフォーメーションも変わらず、のハズだった。

が、あがるあがる闘莉王。世界の果てまでいってしまいそう。前節はボランチだったが、今日はトップ下ですか?昔、この人が冗談で書いたフォーメーションが現実になっていました。

おかげで萌は1ボランチ状態。(`~´)は闘莉王とかぶって早くも存在が希薄に。その隙に、清水は両サイドから怒濤の進撃。もともと守備がうまいワケではない相馬、平川の裏をついて攻め込んでくる。しかも、闘莉王が逝ってしまった場所にちっこいおじさんがうろちょろ。鬱陶しい。結果、萌、堤、阿部が火だるま

新潟戦では、闘莉王はボランチの位置から攻撃の起点となって、その後あがっていったので被害は小さかったが、この日は、起点になる前から前線にあがって球を待っている。ボールを受けてからのプレーはさすがな部分もあったが、あがり過ぎの弊害は大きかった。反転攻撃を受けると闘莉王は戻らず歩いている。ボランチ以前。

失点は、カウンター気味になったボールをサイドで藤本が受けて角度のないところからのシュート。このとき阿部ちゃんは藤本にかわされ、都築も指一本届かず失点。そう、パルに見とれていた2人はここで手痛いしっぺ返しをうけたのだった

(→次ページに続く)

☆ゲルトは神か、それとも普通監督はこういうものなのか

このまま2点目をとられてもおかしくない展開ながら、思っていたのは、ここで踏ん張れなければ、今年は優勝できないということ。選手もサポも試されていると覚悟した。

しかし、後半、(`~´)を下げ、梅崎を入れたことで、これが同じチームと思うほど展開が変わってくる。梅崎が左サイド、永井がどちらかというと右サイドサイドをケア(というか両サイドに動いてました)したおかげで、サイドの数的不利を解消。さらに司が両サイドと連携して攻撃的に前に出るものだから、清水もそうそう攻撃ばかりしていられない。

その結果、敵ボールを比較的高い位置で奪えて反撃に出られる。闘莉王はそれほど下がったわけではないが、やや自重。司とかぶらずプレーできました。
こうなると清水はほとんど防戦一方。両サイドからがんがん被弾。ちっこいおじさんの巧みなプレーや、あわやというシーンがなかったワケではないですが、もういつ点が入るか、時間の問題状態に。幻のゴールやバーをたたくシュートを経て、最後は司のアシストで、ゴール前、西部の頭が痛む大混戦の末、泥臭い1点が入りました(なぜ永井のシュートをオウンゴールにしたのか。あの混戦なら永井のままでいいだろうに)。

そして、エジの華麗な独走&シュート。私はプラトーン状態になりました。FWを次々投入する清水ですが、なにせFWにほとんどボールが行かないので、話にならない。

さらには相馬と梅崎の華麗なワンツーパス。清水は茫然自失、わーい、こんなサッカーを見たかったんだ。気分はもう04年。

4分のロスタイムの末、試合終了。95年7月の新潟戦以来の逆転勝利です(ちなみにこのときの得点も2-1。新潟の得点者はエジ)。

1人の選手交替でこんなにチームは変わるのか。監督の采配の恐ろしさを感じた試合でした。ゲルトは神なのか、これが普通なのか。ここ数年、ギドとオジェックを見てきた私には夢を見ているような気分。

試合後の挨拶、遠くに見えるエジのインタビュー風景を見ながら、私は思いにふけり、そして喜んでいました。そんな気分の私をスカパーが長い時間映してくれたそうです。そのとき流れていたらしいアナウンサーの言葉(某マイサポさんから無断引用)。

「ここ日本平スタジアムは静岡駅からはかなり離れておりまして、浦和のサポーターの方が帰宅するには、もうギリギリとなっております」
「浦和のサポーターは公共機関を使って埼玉まで帰ることはできませんが・・・」
「浦和の方たちはこの日本平の場所を考えまして本日の新幹線ですと、帰らない予定なんでしょうか」
「浦和の方は公共機関では帰宅できないんですが、大丈夫でしょうか?」

余計なお世話だ!

ああ、それにしても、ブーイングを受ける清水イレブンの悲惨なこと。場内を回る彼らの歩みは葬式のように陰鬱で、悲しげでした。

シャトルバスでパル城に帰り、お仲間を自宅まで送り届け、カーナビを信じて走ったところ、とんでも大回りに。自宅に帰った時、時計は午前2時20分を指していました。

疲れた。しかし、そんな疲れが心地よい。

クルマ参戦のため1滴も酒を飲めなかったこの日。入浴後、マンU-ローマ戦を見ながらうまいビールを飲みました。最高だ! 就寝3時半。

(第4節 パル1-2レッズ、アウェイ日本平 東ゴル裏2階、吉田寿光 、15,233人、曇、午後7時、4月2日、日曜、9位、勝ち点差6)

P.S 途中交代の(`~´)の気持ちはいかばかりか。前の日記にも書きましたが、トップ下やるなら縦の動きがないと厳しい。目を覚ませ(`~´)。私の背中の6番が泣いている。

P.S.その2 なぜまた主審が吉田?開幕戦も吉田だったのに。もしかして、本当は●本だったとか。ブルッ。

P.S.その3 前半、点が入る可能性がなかったわけではない。だが、もし入っていたら、後半の交替はなかったかもしれない。そのときはきっと2-1で負けてたような気がする。

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コメント

ニヤニヤしてしまう傑作
芸風が 一緒ですなあ・・お疲れ様でした

投稿: 酔いどれ | 2008年4月 5日 (土) 10:44

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