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2011年8月 5日 (金)

【神社】八枝神社 上尾市平方

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面白い神社です。上尾市の外れ、入間川と現荒川の合流するあたりに鎮座する神社。普通に見れば、そこそこの神社ではあるものの、だからといってそう特別な神社でもない。

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しかし、この神社は、東京の吉祥寺や、清瀬市あたりまで広がっている「平心講」の元締めとしてのポジションを得ている。埼玉にある神社が中心になって東京西部にまで広がる信仰があったということは、東京が中心という地理感覚の中ではなかなか理解できない。そういう意味で面白い神社だ。

毎年4月20日、21日には各地域の神社から代表が八枝神社を訪れ、御神体(獅子頭)を平心講のある神社がお迎えし、そこで神輿が町々をめぐる。御神体は「平方の御獅子(おしし)様」として知られ、悪疫退散に悪疫退散に霊験(れいげん)あらたかと考えられていました。

こうした平心講が栄えたのは明治時代に入ってから。牛頭天王社という名前で信仰の対象となっていました。これは、京都の八坂神社の旧称と同じ。

牛頭天王社はもともと、疫病退散に霊験があるとされた神社。その霊験が埼玉、東京に広く広まったということでしょう。ただ、なぜ、この地がその中心地になったかはよくわかりません。

八坂神社の祭神は素盞鳴尊(すさのおのみこと)ですが八枝神社も同じ。創立は江戸時代の元禄年中(1688~1704)とのことですから、そう古いわけではない。昭和初年に「平方八枝神社」と改称。八枝という名前は八坂神社の枝の神社という意味でつけられたようです。明治時代初期ではなく、なぜ、この時にという疑問は残ります。

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本社の境内には、社殿のほかに、左手に額堂、神楽殿があります。圧巻なのは上尾市の天然記念物の指定を受けているケヤキ・エノキ。全部で7本の大樹が境内にそびえたっています。高さは約30m、樹齢は400~500年と推定されている、威風堂々の木々です。

もうひとつ、無形民俗文化財として指定されているのが「平方のどろいんきょ」。初めて聞いたときには、なにがなんだか分かりませんでした。基本は悪疫退散を願う天王社の夏祭り。通常の神輿(みこし)と白木作りで何の装飾もない「隠居神輿」の2基の渡御(とぎょ)があるのがポイント。この隠居神輿は、民家の庭先で、神輿の担ぎ手ともども水を掛けられ、しかも隠居神輿そのものを地面に執拗なほど転げ回すそうです。

実のところ、近所にある橘神社にひかれて訪れたのですが、予想外に八枝神社が奥深いことが分かり、結構楽しめました。後でわかったのですが、レッズサポ仲間の方の知り合いが、この神社の神官?(宮司)だそうで、それも意外なことでした。
さて、次は橘神社へ。

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