風景と神社

2011年11月13日 (日)

【神社】岩槻城下チャリ散歩 その1 久伊豆、八雲神社

■久伊豆神社(加倉)
A代表の試合のため、J1の試合が中断期に。土日フリーな時間をもてあまして、チャリで近所を散策。今回の岩槻散歩のその一つ。

御成街道を江戸の方から進んでくると、ちょうど岩槻インターの当たりが城下町の外れ。何かを迂回する感じで伸びる御成街道を進み、高速の高架をくぐり(今はその道は途中で分断されていますが)、琴平神社をやり過ごすと、市宿通りに入ります(御成街道の道筋は「旧街道ウォーキング 人力 御成街道(大門〜岩槻)」を参考にしました)。

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市宿通りは、加倉南を通る現在の16号線よりも、東武野田線よりにほぼ並行して走リ、岩槻城下にアプローチする道。かつてのメインストリートですね。ここでは定期的に市がたつことから名付けられました。御成街道の宿場町でもあり、
道沿いに本陣や高札場があったようです。

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高架をくぐってしばらくいくと、右手に加倉の久伊豆神社が見えてきます。小ぶりで、なんてことはない神社ですが、市宿通りに面している上、敷地が駐車所うになっているので、赤い鳥居が道路からもよく見え、目立ちます。

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拝殿は、道から奥に入ったところにあるのでほとんど見えません。素朴でこれといった特徴はありません。拝殿のそばに伊勢講の石碑がたっています。

久伊豆神社は元荒川沿いに、これでもかと言わんばかりに存在する神社。かつての物流は川が基本ですから、川ごとにその物流に預かる集団(一族)がいて、その集団ごとにきれいに神社が棲み分けているのは面白い限り。氷川神社、香取神社、久伊豆神社の縄張り?がいちばん分かりやすい。

久伊豆神社の祭神は大國主命。岩槻には、城の北に位置する宮町に、1400年前の欽明天皇時代に創建されたとされる岩槻総鎮守の久伊豆神社があります。

旧荒川の下流の越谷には平安時代の創建と言われる久伊豆神社があり、上流には加須市に久伊豆神社の総本社とされる玉敷神社があります。玉敷神社の創建は文武天皇時代の703年とも、136年とも言われています。

■浄国寺(加倉)
久伊豆神社を過ぎてしばらくして、市宿通りを左手に入ると浄国寺。寺にあまり関心はありませんが、今回は岩槻の歴史探訪という意味合いもあり、とりあえず寄り道。思ったより広大な敷地が広がり、周りの住宅の密集度と比べると、なんとも贅沢な感じ。

正式には浄土宗仏眼山英隆院浄国寺。京都知恩院の末寺とのこと。天正15年(1587)の建立で、山号の仏眼山は釈迦如来の左眼舎利を所有することきたそうです。

1623年に岩槻藩主として入った阿部正次と、3代目の定高とその母、定高の死に際して殉じた家臣の墓や灯籠など計12基があるそうです。ちなみに2代目藩主の重次は家光の老中として働き、家光が死んだときに殉死しています。殉死が禁じられるのは4代家綱時代の1663年のことです。

ただ寺にはあまり関心がないだけに写真も取らず。画像を見たい方がググって調べてください。反省。写真を見たい方はこちらへ。

■八雲神社(本町)

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再び市宿通りに戻り、しばらく行くと右手に時代を感じさせるコンクリート造りの建物が見えてきます。これが郷土資料館。昭和5(1930)年に建てられた旧岩槻警察署を使って昭和57(1982)年に開館しました。

この資料館のはす向かいにあるのが八雲神社。ここもこじんまりとした神社で、市宿通りに面して鳥居が建っています。奥の狛犬は岩石と一体化した珍しい造り。敷地の一部が小規模な公園になっています。

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祭神は素戔嗚尊(スサノオノミコト)。創建は永禄3(1560)年正月に市を立てたときに、その守護神として鎮座したとのこと。江戸時代には牛頭天王社でしたが、明治維新の時に、神仏習合を避けるべく名前を変えたようです。

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現在の社殿は明治17(1884)年の落成で、同21(1888)年に現在地に移設。それまでは、市宿通りの中央にあり、神社の後ろに市がたったそうです。しかし、道の真ん中に神社って、どんな風景だったんでしょうか。

さて次回は太田道灌ゆかりの芳林寺、大手門そばにあった、時の鐘、岩槻城大構えを訪ねます。

★古地図で見る岩槻城

この地図は、かつての岩槻城下を描いた地図です。今回訪ねたのは、この地図の左下の部分。地図を拡大すると浄国寺があります。岩槻城の城外にあったことがわかります。

八雲神社は出ていませんが、その向かいにある郷土資料館の位置がわかります。ここは外堀からなかに入ったところにあることがわかります。この辺で位置がたったわけです。ただ、まだ、城下の端。次はもう少し中心部へ向かいます。

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2011年6月19日 (日)

【風景と神社】見沼東宮下-岩槻区真福寺-岩槻区加倉-見沼区深作

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久伊豆神社 岩槻区真福寺(上)

さいたま市内とはいえ、見沼区、岩槻区辺りは、駅から少し離れたり、幹線道路から一歩奥に入ると、ここはどこという感じの田舎の風景が広がっています。今回の見沼区東宮下、岩槻区真福寺あたりもそういう場所の典型です。しかもチャリで走れば神社にあたるという具合に、神社がいろんなところにあります。この辺は旧荒川流域ですから、久伊豆神社のオンパレードとなります。

6月19日(日) 15:30~18:00 

Picasaアルバム 110619 →写真24点
Google風景と神社マップ →見沼区東宮下、岩槻区真福寺周辺 

 

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