広州恒大戦

2013年4月27日 (土)

【参戦記】ACL予選第5戦広州恒大戦3-2 美しき逆転劇、見せ所満載は良いけどヒヤヒヤさせすぎ&ビバ暢久

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久しぶりの晴天、今日は清水H戦、というのは良いんですが、栗鼠が昨日、柏をボコって勝利したので不快な朝です。

さて気を取り直して水曜日の広州恒大戦。負けられない戦いという緊張感のなか、劇的な逆転劇。しかも、阿部ちゃんのPKはずし、興梠のゴール、阿部ちゃんの名誉挽回のゴール、しびれる丸塩のPK、リッピのペットボール蹴り&退席、オフサイドシュートのゴール認定、4分のアディショナルタイムの攻防など、見所満載の試合。これぞACL戦ですな。

広州恒大は乱暴なイメージの強い中国とは思えない正統なプレーをするチーム。中盤でパスをつないでここぞと言うときに前線に適確なパスを放り込んで、スピードとテクニックのある前線の選手がそれを受けてバイタルゾーンへ攻め込む。ひきまくったり、縦ポン一筋のチームと違ってプレーは力強くかつ美しい。もっとも中盤でガチガチ来るわけでもないので、レッズとしては比較的やりたい事が出来る展開、だったんですが...。

好事魔多し。攻め込んで得たPKを阿部ちゃんが外し、あろうことか、攻撃中の森脇が中盤の高い位置でボールをかっさわれてキーパーと1対1での失点(37分)と最悪の展開。

ミストシャワーのような雨を浴びながらの参戦に、さらに冷や水を浴びせかけられてしまいました。恒大の選手の個の技術とスピードはなかなかのもの。しかもDFはでかい。

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ピリピリする緊張感の中での失点は、心に結構効きましたが、なぜかこの日はもともと負ける気がしてませんでした。攻め込みながらの失点という最悪の展開ながら、この理由のない確信がなぜ生まれたんですかね。

相手が、堂々押してくるチームに対しては、浦和は自分達のプレーができるというところでしょうか(その善し悪しの程度はありますが)。この日もそういう意味で、浦和らしいプレーを見られたのが勝利の確信を得られた理由かもしれません。

Conv0007案の定、後半に入ると、平川経由のグラウンダーのセンタリングに興梠が滑り込んで来て合わせて1点(52分)。実に興梠らしい得点で、同点に持ち込みました。

さらに、真ん中から攻め上がる阿部ちゃんが左の槙野へパスし、これを槙野が阿部ちゃんに戻し、これを阿部ちゃんがはたいてゴール右隅に決める(63分)。

逆転の瞬間の狂喜乱舞はかつての興奮のACL体験を蘇らせました。これだからACLは止められないw そして、その直後、カウンター気味の攻撃から興梠がバイタルエリアに入り込みPKチャンスを獲得。これを丸塩(阿部ちゃんではないw)が決めて2点差(67分)。

その直後、判定に苛立ったリッピが右の線審に向けてペットボトルを蹴り上げ退場など、押せ押せムード。丸塩の遠目からのグラウンダーシュートこそゴールしなかったものの、追加点の臭いがぷんぷん。

これで、さらに追加点を加えて、アウェイの借り(2点差負け)を返そうと思ったのですが、順大がゴールエリアを出た場所でボールを手で扱ってしまいファウルを食らう(77分頃)。このときのFKこそ得点になりませんでしたが、ここから流れが恒大側に移り、攻撃を押し返すのに四苦八苦する展開が続く。敵陣営の中でのプレーが続き、じりじりDFラインも下がり始めるやばい展開。

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85分に、関口(out宇賀神)、阪野(out興梠)を入れて運動量を上げを図ったものの、交替直後のFKからオフサイド判定のシュートが得点認定に(啓太が触ったのか?)。快勝のはずが、同点=予選リーグ敗退の危機が押し寄せる。

あげくに、啓太が異議?でイエローをもらい2枚目。これで次節ムアントン戦にでられません。それでも最後、阿部ちゃんに代わって入った暢久が1人で相手のチャン リンポンを1発レッドに誘い込む技を披露w 

ボールを持つ小さな暢久にかわされ、すがるものの振り払われて転倒したのがよほど悔しかったんでしょう。体当たりを暢久に食らわせてのレッドでした。噂によると暢久につばを吐きかけたとの話も(ふざけんな。国外追放だ!)。

もっとも暢久もユニの裾を握ってで離さないチャン リンポンの襟首を掴んで投げたのも事実。これだけなら暢久のイエローで終わるとこでしたが、たぶんシレットしている暢久を見て若いチャンの心になにか火が付いてしまったんでしょうなw

暢久のファウルによるFKの時点でわき起こる「We are Reds」の雄叫び。異常な緊張感の中、このFKを凌いだ直後に試合終了。長いアディショナルタイム4分を何とかしのいで首の皮1枚の残しての勝利でした。全北現代戦の悪夢は再現されませんでした。

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いやぁ疲れた。この日、浦和で10時過ぎから懲りずにホイス。びしょ濡れの体を温め、いつものオヤジ4人で祝勝会。勝利の試合を反芻w その後、終電で幸せそうに家路についた水曜の夜でした。

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ACL予選第5試合、レッズ3-2広州恒大、北ゴル裏、トルキ モフセン(イラン)、19,687人、雨、午後7時半、4月24日、水曜)

・それにしてもいただけないのはここ数試合の順大の出来。ハンドの他にも、この日もキックミスを多発。厳しい攻防が続くアディショナルタイムにも直接ラインを割るゴールキックを蹴るなど、危険なプレーがやらかしてました。そのほか、慌てる必要のないところでバタバタする。素早い動きで攻撃に転じるのはいいのですが、ややプレーが軽率です。

・相手のレッドを誘った暢久の鬼プレーは後日、録画を見てようやく理解。この男凄いわ。「何で相手はあんなに怒ってたんだかわからない」「イエローはなぜなのか」などの発言も私の心を鷲づかみにしますw 今日はそんな暢久の20年勤続祝いの日です。

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・その相手のチャン リンポン。でかいし腕の入れ墨が凄い。魏志倭人伝に倭人が「男子皆黥面文身」とありますが、それを彷彿とさせます8さすがに顔に入れ墨はしてませんでしたが)。同じく魏志倭人伝には中国大陸の会稽地方でも同様の風習があると書いています。広州の彼も実は会稽出身だったりしてw

・チャンが退場を食らった時、向こうのコーチがチャンに詰め寄るシーンが秀逸。「馬鹿野郎、ゲームを壊す気か」という感じですかねw それでも怒りのおさまらないチャンをチームスタッフが速やかに退場させようとしてたのは印象的。

・お恥ずかしい話ですがリッピが退場した後も、リッピ風の人がテクニカルエリアに立っていたので、リッピは退場しなかったのかと思った私ですorg 白髪のコーチは遠目にリッピに見えたんですよ。はい。

・この日、参戦に出遅れ、スタジアムに着いたのは午後7時前。この時点でも結構恒大のサポが入ってました。試合が始まるとさらに増えて、栗鼠より多いくらいw ただ、平日の雨中の試合とあって観客は1万9687人。それでも栗鼠A戦より多いわい。

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